柿は日本古来の果物で、史実に現れたのは816年「新選姓氏録」の中
にあり、
1803年「本草網目啓蒙」の記述には200余種を数えると
記されています。
この四つ溝柿は富士山前衛の山、奥駿河湾の懐深くにそびえる愛鷹(あ
したか)
山の麓が原産で、現在でも栽培されているのは、このあたりだ
けと思われます。
四つ溝柿が世に知られぬまま現在に至っているのは、その見かけがあま
り見栄えしない、かなり小粒であること、さらに渋柿で、
その上、渋を
抜いた実は非常に傷つきやすいことによるのではないかと思います。
ところが、渋抜きした四つ溝柿は、すこぶる美味、肉質緻密、甘味強く
上品な独特の味わいを持っていて他のどの柿よりも優れています。
小さなハート型のこの柿は外見からはとても想像が出来ない
すばらしい 美味しさを楽しませてくれます。
肉質が緻密な為、堅めのものよりも、いくぶん柔らかいほうがよりうま
いと思います。
当店の四つ溝柿は、その中でも大粒で(他の品種からすれば小粒ですが)
最高の美味しさを楽しんでいただける、と自負しています。
シーズンは10月中旬から12月初旬です。
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お求めの方はドアから四つ溝柿売り場にお入りください。
入ってもお買いあげの必要はありませんので、お気軽にお入りくださ〜い!
*一度に大量のご注文には応じかねますのでご了承ください。
*また、上述のように、少々の傷はご承知置きいただきたくお願いします。
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